今回は、英語で「キモオタ」を表すスラングをいくつか紹介するので、人に対して気軽に使わないようにしましょうw
日本のオタク文化は、海外(とくに米国)でも「Otaku」という日本の言葉が、そのまま海外でも定着するほど人気です。
一方で、英語でも「オタク」ではなく「キモオタ」を指すネットスラングがいくつかあります。
そこで今回は、「キモオタ」を表すネットスラングを4つ紹介しますので、むやみやたらに外国の人へと使わないようにしましょう。
英語で「キモオタ」を表すネットスラング4選
disgusting dweeb
こちらは2語で成り立つパターンです。
disgustingは「不快な、ムカつく、嫌だ」といったネガティブな意味があります。dweebは、「不器用で勉強ばかりしている気弱な人のイメージ」の意味を持つ単語です。
直訳すると、「不快なオタク」となり、直訳から日本語の「キモオタ」とも意味的に近いものがありますね。
extreme geek
こちらは、キモオタの要素にかっこよさもプラスされた英語です。
extremeは「過激、極端、いきすぎ」と言った意味があり、「geek」は「(プログラミングなど、技術が必要な分野)のオタク」という意味があります。
そのため、日本語の「キモオタ」の意味とは異なり、特化しているのでちょっとかっこいいニュアンスが含まれています。
creepy nerd
こちらはストレートに「オタク」を表現する言葉ですね。
creepyは「気味の悪い、ゾクゾクする」、nerdは「オタク」そのものを意味します。
直訳する「気味の悪いオタク」なので、最も日本語のキモオタに近いかもしれません。
Neckbeard
こちらは、日本のあのイメージのオタクという意味があるスラングです。
ネックベアードとは、「Neck(首)」と「Beard(髭)」を組み合わせた造語で、女性に対して偉そうにしそうなタイプの男性を指します。
そのような男性は、身だしなみや衛生観念の低さがなく表しており、その結果、顔の毛は手入れされておらず、首の下まで伸びていることが多いそうなので、このスラングが生まれたんだとか。
↑この画像はよく海外でキモオタを表すときに使われる「Neckbeard」の画像です。
ちなみに、「根底にあるのは、首ヒゲの膨れ上がった自尊心と女性に対する女性差別的な態度であり、個人的な不安や自信のなさの対処法として機能している。」のようなコメントもありました。
大量のマウンテンデュー、ドリトス、ビデオゲーム、座りがちなライフスタイルをしていることも特徴です。
また、「Neckbeard」の傾向として、は一般的にアニメ、HENTAI、WAIFEに興味を持つが、これは日本人女性がおとなしく男性に従属的であるというステレオタイプ的な認識もあるようですw
Nerd・Dweeb・Dork・Geekのニュアンスの違いとは?
キモオタの類語である「Nerd、Dweeb、Dork、Geek」の4つの違いは、SNSでバズった以下のベン図で説明できます。
それぞれの単語の意味は以下の通りです。
- Intelligence:賢さ
- Social Ineptitude:人付き合いが苦手
- Obsession:執着
- Dweeb:不器用で勉強ばかりしているひ弱な人
- Geek:何かのジャンルに特化している人
- Dork:ださい、オタクっぽい人
- Nerd:ザ・オタク
ここの図から、Nerdが最強であることがわかります。
「キモオタ」を表すネットスラングを使った例文
1.Your beard looks like a Neckbeard, it’s too long and smells like blue cheese, you should shave it off.
→お前の髭伸びすぎだし、ブルーチーズの匂いがするから剃ったほうがいいよ。
2.The general public is fed up with the overzealous behavior of the creepy nerds.
→一般のファンは、度を超えたキモオタの行動に辟易している。
3.Some creeps have a tendency to refuse to admit when they are in denial.
→キモオタの中には、自分に否があってもそれを認めようとしない傾向がある。
英語で「キモオタ」を表すネットスラング4選まとめ
ここまで、英語で「キモオタ」を表すネットスラング4選と、それぞれのニュアンスの違い、例文までを紹介しました。
やはり海外でも「キモオタ」にはネガティブなイメージがあるので、日本と同じく気軽に使うのは控えた方が良さそうです。
キモオタのイメージ画像もほぼ日本と一緒だったのは笑いましたw
でもどこかイケメンなんですよね…。